結局、最終選考どまりで入賞できませんでしたが、
僕には大きな自信になりました。
過信と言ってもいいかもしれません。
「何も知らないで書いて最終選考なんだから、
ちょっと頑張ったら、すぐ入賞できるな。(ちょろいぜ)」
仕事そっちのけで
シナリオを書いてはコンクールに出しました。
そのうち、会社を辞めて、
本格的にスクールに通うことにしました。
「こちとら最終選考だぜ」
もちろん、真面目に授業なんか受けません。
覚えるべきことだけ覚えた後は、
授業そっちのけでこコンクール向けのシナリオを書き続けていました。
なんて鼻持ちならないヤツ!
くだらない自意識に振り回されて、
周囲とディスコミュニケーションに陥る。
これは僕の人生全般に当てはまることです。
そして、その都度、痛い目に合っています。
今回も同じようなことが起こりました。
「すぐにデビューできるだろ」
安易に考える僕をあざ笑うように、
出せども出せども、結果が出ません。
最終選考どころか、一次選考さえ通らない始末。
「あれ……なんか思ってたのと違う」
そこで初めて、スクールの授業をちゃんと聞いて、
クラスメイトが書いたものを目に通すようになりました。
毎度のことですが、つまらないエゴのせいで、いつも遠回りしています(汗)。
…自分に何が足りないのか…どこがダメなのか
客観的な視点を求めて、
自分が書いたシナリオを
他の人に見せるようになったのもこの頃です。
既に学校に入って、もう1年が過ぎようとしていました。
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