<あらすじ>
愛にあふれた家庭。ある日、娘が行方不明に。怒りの矛先が見つけられない娘の父親は、容疑者と思しき男をさらって…
<多分ここが面白いところ>
・「いつでも準備を怠るな」と息子に銃の撃ち方まで教えるマッチョな父親(ヒュージャックマン)が、無力さに耐えきれず、愛ゆえに、犯罪者への一線を超えていく、その過程と苦悩が何とも言えない。「自分ならどうだろう?」と考えさせる。
・捜査官(ジェイク・ギレンホール)の視点で、「本当の誘拐犯はいったい誰なのか?」というサスペンス的な感覚も味わえる。伏線が張り巡らされており、それが後半、どんどん回収されていくのは見てて気持ちがいい。
<印象に残ったシーン>
ラストシーン。か細いホイッスルの音は、人のもつ、弱さ・かすかな希望などを感じさせた。
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