2014年10月20日月曜日

シナリオセンターのこと

現在、週に1度、表参道にある
シナリオセンターに通っています。

シナリオセンターとは
おそらく日本で一番大きな脚本家養成学校だと思います。
というか、他にそんな学校、ないと思うので。

http://www.scenario.co.jp/

シナリオセンターでは生徒は
基礎科→研修科→作家集団
という順序でステップアップしていくのですが
私は現在「研修科」に在籍しています。

特定の課題に沿って、
20枚シナリオと呼ばれる10分ドラマを書き、
それをゼミ生の前で朗読し、感想を言い合う、
という内容です。

課題は様々で
「復讐」「死」「不安」もあれば
「裏切りの一瞬」「別れの一瞬」もあります。
「刑事」「教師」「医師」などもあります。

研修科がスタートして早1年。
これまで27本書いてきました。
30本書いたら、卒業なので、
実は、そろそろ研修科も卒業です。

スクールに入学した当初は、
「コンクールを受賞してとっとと辞める」
「彗星のようにデビューする」
と思っていたのですが…とんだ笑い種ですね。

ゼミの発表では受けるのですが、
コンクールは箸にも棒にもかかりません。

「コンクールは別物」と言いますが、
それとは関係なく「ズレ」ているのだと思います。

でも、コピーライターの頃から感じていましたが
カタにはめても、はまりきらない
「餃子の皮」「パンの耳」みたいな部分。
その「ズレ」が「自分らしさ」なんですよね。

「何でも書ける」
「ニーズに合わせられる」
それもプロとして重要なことですが
自分らしさを失わないのも重要。

「大切なのは、バランスだよなーバランス」

なんて呟きつつ、こうなったら、とことん、
スクールにご厄介になって、
地道に一歩一歩、階段を上っていこうと思っています。

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